(10)女を特別視しない
モテない人ほど、すぐに女を好きになります。そして、すぐに女を特別視します。勝手に好きになり、告白して、フラれ、落ち込む。だから、モテないのです。
まず、女を女としてみない。女を人間としてみない。モノだと思いましょう。いい意味でです。
決して、無礼をしろとか、失礼なことをしてもいいということではありません。女をモノだと思っていれば、一人の女がダメでも、次に行こう!と思えるわけです。
これは非常に重要でありますが、誤解を生みやすい部分でもありますので、注意が必要です。
モテる男というのは、たくさんの女を見てきていますので、女の素晴らしい部分を知りつつ、男とは相容れない部分も良く知っています。従って、女を決して特別な存在とは見ていません。
女という存在を好きではあるけれども、心の底から信頼しているわけではないし、身を委ねているわけではないということです。
女を好きなことには変わりないんです。でも、中学生や高校生の時に抱いていた女性に対する思いというのとは全く違う。むしろ、対極にあると言っても過言ではないでしょう。女に憧れを抱きつつも、諦めているという感覚です。
特に、女性経験が少ない人ほど、女を特別視して、“聖人”と思い込んでしまいます。しかし、男が思っているより、女は計算高く、意地の悪い存在だと思っておきましょう。
女慣れしていない男は、ちょっといいと思うとすぐに自分の女にしたがったり、口説いたり、自分だけを向いて欲しいと思いがちです。
もう、そう思った時点で負けです。毎日声を聞きたいと思ったり、自分と会っていない時間に他の男と会っているのではないかと心配したり。これでは、落とせる女も落とせません。
ですから、決して、女が心の中心になることはないのです。キャバクラに行っても、キャバ嬢にハマるようなことはない。それは女の汚さも良く知っているから。
こう考えられることが、必ずしもすばらしいことだとは思いません。
女性に幻想を抱いたまま少しの女性としか付き合わずに結婚し、そのまま一生終えていくというのも、私は悪くないことだと思います。
女と知り合えば知り合うほどつらいこともありますし、闇の部分も知っていくことになります。世の中は必ず陰と陽があります。気持ちいい思いだけで終わるわけではありません。
お金を得るのと同じことですね。お金を得られば幸せになれると思っていざお金を得てみても、自分が想像していた世界と違うということです。
イイ女を抱くというのはとても気持ちのいいものです。しかし、それを100回も繰り返していくと、その感動も確実に少なくなっていきます。女を口説くための本でこういうことを書くのはおかしいのかもしれませんが、モテる男は多かれ少なかれ感じていることです。
本当にモテる男になりたいのなら、こういう部分も乗り越えていかねばなりませんので、心に留めておいてください。
(11)相手より引いていること
モテない男ほど、女のことが心配になり、自分から連絡を取り過ぎ、女に嫌われていきますね。
例えば、
・ 合コンなどで連絡先を交換した後、1日、2日中に連絡しないと、自分のことを忘れられてしまうと心配でしょうがない。
・ 女からのメールに即レスしないと嫌われるのではないかと思い、すぐに返信する。
・ ちょっとでもいい関係になった女に対して、自分の女だと勘違いして、連絡しまくる。
1日、2日、女から連絡がないだけで、自分のことを忘れてしまうのではないか?他の男と会っているのではないか?と不安になり、勝手な心配をして、電話やメールをしまくります。
『お前のことが心配だった』などという押し付けがましい言い訳をしますが、女からしつこい男と嫌われ、振られますね。あなたも、一度はこのような経験があるでしょう。
これは、女性との出会いが少ないこと、女性経験が少ないこと、余裕が少ないことが原因です。
モテる男になるためには、女より引いていなければいけません。惚れてはいても、それを表に出してはいけません。その状態で、以下に自分に興味を持たせていくかが重要なのです。
特に、この『連絡しすぎて振られる』というのは、本当に女性からよく聞く話しです。
前の彼氏とどうして別れたの?と聞くと『束縛が激しくて、ちょっと出かけただけで、“今何しているんだ!”ってメールと電話がすごいから別れたんだ・・・』という答えを、何人もの女性から聞きますね。
ということは、それだけ、余裕のない男が多いということです。
まずは、『女に連絡をしない』というところから始めてみてください。2,3日連絡しなくても、忘れることもないし、関係が悪くなることもありません。そういう状態に慣れていくことですね。
マメな男がモテるといいますが、それはウソです。マメな男の方がモテません。
(厳密に言うと、またちょっと違うのですが、現段階では、連絡をしない男になるということです。)
頻繁に連絡をくれる男がいいという女もいることにはいますが、現段階で、モテない状態のあなたが、今後モテる男になっていくには、“連絡をしないマインド”を身に付けることが非常に重要です。
常に、女性の気持ちより引いた男でいましょう!
(12)女としてみない。人間として接する。
表に出ない人ならOKだけど、女をいきなり性の対象としてみてしまう人がいますよね。人として、一個人として接してあげること。そうすると、容姿とか服装だけではなく、人間としてその子の優れた面が見えてきます。
この考えは、特にモテそうな女に有効です。モテる女は、たいして知りもないのに外見だけで言い寄られたりして、うんざりしている子もいますからね。
(13)一人に振られたからといって落ち込まない
うまく行くときは、2、3人トントン拍子に落とせることもあれば、同じように2、3人続けて失敗する場合もあります。
うまく行っている時は、『世の中の女は、誰でも落とせるぜ!』と思えて自信満々になりますが、続けてうまく行かなかったりすると、『もう誰も自分のことを愛してくれないのではないか』と思い伏せてしまいます。
女性を落とすことは、ある種、確率論的なところがあります。どんなにダメ男でも、落とせるような女に当たる事もあれば、誰が口説いても落としせない女に当たる事もあります。
なので、あまり一喜一憂しないこと。
一人ダメだったら、次に行く!という気持ちの切り替えが大切ですね。
これが、出会いが少ない人だと、こういう気持ちの切り替えが出来ないのです。一人の女に固執して、すべての気持ちをぶつけてしまったり、思い悩んでストーカーまがいのことをしてしまったりします。
気持ちを切り替えるためには、常に出会いを絶やさないこと。次の出会いがあれば、前の失敗なんて忘れてしまいますからね。
(14)仕掛けるのは男から女には媚びませんが、仕掛けるのは男性からです。
ここを勘違いしている人は結構いますね。どんなに気に入っていても、自分からはアプローチできない女性は結構いるのです。
一部の女性は、気に入った男性に積極的にアプローチする人もいますが、全体から見ればごく一部です。合コンにしても、ナンパにしても、仕掛けるのは男性側からにしましょう。待っていてもモテるのは、ごく一部の男性でしかないのですから。
(15)確率論で考える
どんなイイ男でも、落とせない女はいます。ましてや、我々一般人であれば、尚更ですね。したがって、多少フラれたり、うまく行かなかったからといって、いちいち気にしないことです。
女を落とすのは、確率論です。確率論とは、失敗することが、必ず前提にあるということですね。あとは、どれだけ出会い、その確率を高められるか。
例えば、10人いたら自分のことを気に入ってくれる人数って、だいたい決まっているんですね。相手がブサイクだろうと、美人だろうと。
最初は0かもしれません。そのうち1人落とせるようになって、それが2人、3人と増えていく。そうすると、『おっ、俺もそこそこイケてきたな』と思えるわけです。が、しかし、10人中半分は落とせない女性がいる。これは、気にしてもしょうがないのです。
全員落とそうと思わないこと。女性を口説くにあたって、完璧を求めてはダメです。
あとは、その確率がわかったら、もう母数を大きくしていくだけなんです。もし自分のことを気に入ってくれない子がいたら・・・。もうきっぱりと諦める(笑)恋愛は確率論なわけですから、また別の母数を増やせばいいだけですよね。
ナンパ師が一人の失敗でくじけてたらナンパなんかやってられないというのと同じことですね。
(16)いつか俺に惚れてくれる女が現れるはず!という思い込み
モテない男ほど、妙に自分の内面に自信を持っています。自分が一番いい男で、女はそれを分かってくれないと思っています。
おそらく、それは外見で勝負できないが故に、自分の内面だけは分かってくれる女性が現れるだろうという希望的な思い込みをしているのでしょう。男性経験の少ない女性が、『いつか白馬に乗った王子様が現れる・・・』と思っている“シンデレラ症候群”の男版のようなものですね。
しかし、女性と仲良くなれないような男が、どうやって自分の内面を分かってもらうのでしょうか?学生ならまだしも、社会人になれば、会社以外で不特定多数の異性と、それほど人と深く交わる機会はないでしょう。
モテない男性がすることは、家に閉じこもって本を読んだり、雑学を増やしたりするようなことではありません。まずは女の子との出会いを増やすこと。そして、どうやったら女性との距離を縮められるかを考えることです。
もっと現実に目を向けていくことが大切ですね。家に閉じこもっていても、女性と出会えるわけではないのですから!
(17)女をひとくくりにしてみない
モテない男というのは、女にフラれたり、嫌われた経験がトラウマになって、女の子に対して、ある一定の固定観念を持っていることが多々あります。
数少ない女性経験が、自分の頭の中をすべて満たしてしまっているわけです。しかし、女性といってすべてをひとくくりにするのはとても危険です。
『女ってやつはな~』とか『女なんて~』と知ったこというような奴は、絶対に女のことを何も理解していません。男だって千差万別であるなら、女だって千差万別なわけです。
女に対して、固定観念を持っているのであれば、それは一度捨ててしまいましょう。特に、ひどいことをされたとか、女は男を顔で選ぶものだとか、マイナスのイメージを持っているのであれば、それは捨てること。
そして、今度口説く女性というのは、今までとは全く違うのだという気持ちで口説くことですね。
(18)女に100%をさらけ出さない
男女間というのは、お互いミステリアスな部分があるからこそ、うまくいくものです。
同棲をしたことがある人は分かるかもしれませんが、同棲をすると、多くの場合に恋愛感情が薄まり、セックスの回数も減り、恋愛感情よりも友達とかパートナーという感覚が強くなってしまいます。
100%を見せ合うことは、男女関係においてはマイナスに作用します。
例えば、好きな気持ちの100%を伝えること。どんなに『好きって言って欲しい』と言われたとしても、100%の気持ちで応えてはいけません。自分の気持ちをさらけ出すのは70%くらいまで。
残りのミステリアスな部分があるからこそ、女の子はそこを知りたくて追いかけてくるのです。
それを全部見せてしまったら、もう知りたいと思うものがなくなってしまいますからね。その女性が100%好きだとする。でも、そのことは彼女に伝えないわけです。
常に、彼女より、ちょっとだけ気持ちに余裕を持たせておく。そうすることにより、常に主導権を自分が握ることができます。
愛されることで、喜びを感じる女性もいます。
口説くために、わざと愛情表現をするのであればOK。でも、感情のコントロールが効かなくなったら、その時点で、モテる男になるという点から言うとアウトです。
3年間は勉強ですから、自分の感情をコントロールする術を学んで下さい。
まとめ
さて、ここに書いた考え方は、一見すごく冷たく、覚めた見方に思えるかもしれません。
この考え方が、必ずしも、すべての恋愛に有効というわけではありません。時に、女性に対する熱意が足りないと思われ、女の子に振られてしまうこともあるでしょう。
でも、これでいいのです。
モテない人が、モテない大きな理由は、女性を過大評価し、この人しかいないと思ってしまうこと。
まずは、その思い込みを解除する必要があります。そのためには、外見のレベルを上げて、少しでも自分自身の価値を高めること。
もう一つは、たくさんの女性と会い、特別感を無くしていく事ですね。
これを、3年は続けて下さい。それは、世間一般のモテ男の基礎を身に付けるためです。3年続ければ、モテ男としての、考え方や立ち振る舞いが身に付いてきますからね。
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